1. 華やかな世界の裏に努力と苦労があるアイドル業界

華やかな世界の裏に努力と苦労があるアイドル業界

 私には才能もないのでアイドルにはなれないと思っていましたが、実はとても憧れていました。あんな風にテレビの中でキラキラとして楽しそうで。でも私が見ているのはそのほんの一部分で、本当は過酷な部分がたくさんあるのだということは、若すぎて全然知りませんでした。

 私が初めてアイドルを生で見たのはデパートの屋上で新曲のイベントでやってきた『伊藤かずえ』でした。その当時は歌も歌っていました。今は女優さんのイメージですね。

 あやしい大人に囲まれてデパートの小さな特設ステージに伊藤かずえは登場しました。もちろん予定時間は過ぎています。でも私はアイドルを生で見たいので、じっと待ちました。伊藤かずえのファンであったわけではないです。決まったことだけを話して余計なことは言わず、キャンペーンの歌を歌い、早々に切りあげてイベントは終了しました。もちろん伊藤かずえはとてもかわいくて素敵な衣装をきていました。でも、なんだかとてもお疲れの様子。はじめてみるアイドルにうっとりはしましたが、同世代の女の子なのに私のような普通の生活はできないのだな...ということを目の当たりにしました。どっちが幸せなのかはわからないですが、こうした華やかなアイドルという世界はいろいろなものを犠牲にして成り立っているものなのかもしれないです。

 しばらくして、私も少し大人になって社会人になってから思ったことは、夢をかなえることはアイドルにかぎらず、なんらかのものを犠牲にしないといけない部分があるのかなと思ったことです。そう思うと、若い頃から色々なものに折り合いをつけながら、アイドルという世界で頑張っていたデパートで見た伊藤かずえやいろんなアイドルを尊敬しました。

 そして今はアラフィフになり、当時のアイドルがまだなんらかの形でテレビに出ているのをみると励まされます。長く現役で出続けることの大変さを思うからです。もうアイドルではなくても一つのことを続けている姿を若い頃から見ているのでそう思うのかもしれません。もうテレビの中のキラキラした人としての憧れでなく、一人の人として尊敬し、励まされます。
投稿日:2016年7月18日

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