1. 「ゆるめるモ!」日本の地下アイドル乱立時代

「ゆるめるモ!」日本の地下アイドル乱立時代

 若い女の子っていう生き物は、いつの時代もチヤホヤされたいものです。そして現在の日本では、部活感覚で気軽にアイドル活動を始める10代の女の子が急増中です。地下アイドルとも呼ばれ、メディアに取り上げられていないグループも含めると、かなりの数が存在すると言われています。

 その中でも「ゆるめるモ!」は、洋楽に影響を大きく受けたプロデューサーが手掛け、楽曲にかなりこだわりを感じるアイドルです。一般にアイドルソングには恋愛を題材にしたものが多いですが、「ゆるめるモ!」の歌の歌詞はどこか病的で影があるものが多い気がするのは、最も人気のある「水色担当あのちゃん」のキャラクターによるものだと思われます。

 「ゆるめるモ!」の楽曲の作詞を担当しているのは作詞家の小林愛。「miami」というユニットで自らボーカルとして活動していましたが、現在はほぼ専属で「ゆるめるモ!」の作詞家として活動しています。

 小林愛の歌詞は、わかりやすい言葉なのですが、「あのちゃん」の口からそれが語られると、現実世界とは違う、異次元での出来事のような雰囲気が加わります。小林愛は作詞において、「真実を書くようにしている」とインタビューで語っています。その、現実味のある歌詞と、「あのちゃん」の持つ雰囲気とが、半異次元的な空気を醸し出しています。

 アイドル乱立時代であるのは、それが活用できる一つのツールとして、音楽業界が認め始めたからではないでしょうか。アイドル活動をしている少女たちは中学生であり、高校生であり、人生のほんの一瞬の儚い存在です。その少女たちを楽器として、様々な歌を語らせれば、そこには少女の数だけの物語が生まれます。それはAKBのような、万人に向けたアイドルではありませんが、より細かいファンの嗜好に焦点を当てたアイドルなのです。

 「あのちゃん」は、少し前のアイドルの様な、かわいいだけの存在ではありません。「ゆるめるモ!」は男女問わず大勢のファンに支持されています。可愛い女の子をただ眺めるだけではなくなったのが今の日本のアイドルなのです。華やかだけの世界ではない、アンダーグラウンドな地下アイドルの世界にも、一歩足を踏み入れてみると面白いかも知れません。
投稿日:2016年7月11日

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